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スポーツ選手のパフォーマンスアップ!テニス肘・野球肘の予防と対策

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テニス肘や野球肘は、ラケットやバットを振る動作を繰り返すスポーツ選手に多く見られる肘のスポーツ障害です。パフォーマンス低下だけでなく、日常生活にも支障をきたすことがあります。ここでは症状の特徴や予防法、自宅でできるセルフケア、そして専門家のサポートを受けるタイミングについて解説し、常にベストなコンディションを保つためのポイントをお伝えします。

スポーツ障害としてのテニス肘・野球肘

テニス肘と野球肘は名前こそ競技名が付いていますが、肘周辺の筋腱や靭帯に生じる慢性的な炎症や障害です。どちらもオーバーユースが主因となるため、早期発見・早期対応が不可欠です。

テニス肘(外側上顆炎)の特徴

ラケットのバックハンドストロークなど、手首を伸ばす動作を繰り返すことで、肘の外側に過度な負荷がかかり痛みが生じます。キーボードを叩く動作や荷物を持ち上げる際にも同じ部位に痛みが現れることが多く、放置すると動作範囲が制限されます。

初期は動作開始時の違和感や軽い痛みですが、症状が進行すると安静時にも痛みが出ることがあります。まずは痛みの強い部分を把握し、無理に動かさないことが重要です。

セルフチェックとして、手首を反らせた状態で肘を伸ばし、外側に圧をかけるテストで痛みが出る場合は要注意です。

野球肘(内側上顆障害)の特徴

投球動作などで肘を内側に曲げた状態から押しつぶされるようなストレスが繰り返し加わることで、内側上顆周辺の靭帯や骨の剥離、疲労骨折などを引き起こします。特に成長期のジュニア選手に多く見られます。

症状は内側の痛みや腫れ、肘の曲げ伸ばし時の引っかかり感です。適切な休息を取らず練習を続けると、可動域が狭くなり投球フォームにも悪影響を及ぼします。

自己判断せず、専門機関でエコーやレントゲン検査を受けることが望ましいです。

共通するリスク要因

どちらの障害もオーバーユース、フォームの乱れ、筋力不足、柔軟性低下が主な原因です。特にウォーミングアップ不足や同じ動作の反復、高頻度の練習はリスクを高めます。

栄養不足による筋腱疲労や、身体のバランスが崩れたまま負荷をかけることで症状を悪化させることも少なくありません。

競技力向上のためにも基本的な動作の見直しや身体ケアを習慣づけることが大切です。

予防のためのポイント

発症を未然に防ぎ、長期的に安定したパフォーマンスを保つには日頃からの予防が鍵となります。以下のポイントを実践し、故障リスクを減らしましょう。

適切なウォーミングアップとクールダウン

運動前には関節の可動域を広げる動的ストレッチや軽いジョギングで筋温を上げ、筋腱への急激な負荷を避けます。運動後には静的ストレッチやフォームローラーで筋膜リリースを行い、筋肉の緊張を和らげましょう。

特に前腕の伸筋群と屈筋群は入念にほぐし、肘関節周辺の血流を促進することが重要です。

クールダウンを怠ると筋硬度が高まり、翌日の筋肉痛や疲労が蓄積しやすくなります。

ストレングス・トレーニングの重要性

前腕や肩周り、体幹の筋力強化は肘への負荷を分散し、障害予防に役立ちます。軽めのダンベルやエクサバンドを使用して、肘の屈伸だけでなく回外・回内動作をバランスよく鍛えましょう。

また、肩甲骨や胸郭の可動性を高めるトレーニングもおすすめです。肘だけに依存しない投打動作を実現できます。

週2~3回、適切な負荷とフォームで継続することがパフォーマンスアップにもつながります。

プレー中のフォームと動作の見直し

ミスフォームが故障の温床になるため、指導者や同僚にフォームをチェックしてもらいましょう。動画撮影を活用すると、肘や手首の角度、リリースタイミングを客観的に把握できます。

ラケットやバットのグリップサイズ、重さも適切でなければ余計なストレスを生みます。競技用具の見直しも怠らないようにしてください。

プレー中に違和感を感じたら無理をせず、早めに休息や専門家への相談を行いましょう。

自宅でできるセルフケア

練習や試合後も自宅でのセルフケアを習慣化することで、疲労を早く回復させ、次のパフォーマンスに備えることができます。

ストレッチとマッサージ

前腕の伸筋・屈筋を中心に、肘から手首にかけて丁寧にストレッチを行います。手の平を下に向けて反対の手で手首を引くストレッチは効果的です。

フォームローラーやテニスボールを使ったセルフマッサージで筋膜リリースを行うと、血流が促進され疲労物質が除去されやすくなります。

毎日10分程度、無理のない範囲で継続することがポイントです。

アイシングと温熱療法の使い分け

運動直後は炎症を抑えるためにアイシングを10~15分行い、炎症が落ち着いたら温めることで血流を改善します。慢性化している場合は温め中心のケアで筋肉を柔らかく保ちましょう。

アイシングは氷嚢や冷却スプレー、温熱はホットパックや入浴中の温度調整で手軽に実践できます。

それぞれのタイミングと方法を守ることで、ケガの予防と回復に効果が期待できます。

テーピングやサポーターの活用

肘関節や前腕の過度な伸展・屈曲を制限するテーピングは、動作の安定化に役立ちます。貼り方は専門家に教わるか、動画で正確な方法を確認してください。

サポーターは装着が簡単で、軽度の痛みや不安を和らげながらパフォーマンスを維持できるメリットがあります。

いずれも長時間の着用は血流を阻害する可能性があるため、ほどよい締め付け感を基準に選びましょう。

専門家のサポートを受けるタイミング

セルフケアで改善が見られない場合や、競技レベルを維持しながら根本から状態を整えたい場合は、専門家の診断・施術を検討しましょう。

痛みが1週間以上改善しない場合

安静時や動作中の痛みが1週間以上継続する場合、炎症が慢性化している恐れがあります。早めに医療機関や専門院で検査を受け、適切な治療計画を立てることが大切です。

自己判断で練習を続けると、症状悪化や長期離脱のリスクが高まります。

原因を明らかにしたうえで、負荷のかけ方やフォームの修正を専門家とともに進めましょう。

日常生活やパフォーマンスに支障が出た場合

肘の痛みがつらくて日常の動作に支障をきたしたり、試合で思うようにプレーできない場合は、早めの相談が必要です。

理学療法や整体、スポーツマッサージなど、自分に合った手法を選び、継続的にケアを受けることで競技復帰をスムーズに行えます。

また、セルフケア動画やトレーニングプログラムを活用して、自宅でもフォローできる体制を整えましょう。

早期に根本改善を目指すなら

一時的な痛みの緩和ではなく、再発防止も含めた根本改善を目指すなら、身体全体のバランスを見直す施術や運動指導が有効です。

最新の姿勢分析や筋肉量測定システムを用いて、競技特性に合わせたオーダーメイドのプログラムを受けることで、より高い効果が期待できます。

専門家のサポートでケガの予防策を習得し、安心して競技に取り組みましょう。

まとめ

テニス肘・野球肘はオーバーユースが主因のため、日頃からウォーミングアップやストレングストレーニング、セルフケアを継続することが重要です。痛みが長引く場合や競技に支障が出る場合は、専門家による早期診断・治療を検討しましょう。

適切な予防策とケアで、肘の不安を解消し、ベストパフォーマンスを維持してください。ご相談はお気軽にお問い合わせください。

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店舗情報

店舗名

せき接骨院・整体院

代表

関 博和(せき ひろかず)

住所

〒394-0002
長野県岡谷市赤羽2-3-34
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