突然の痛みに襲われ、動けなくなるぎっくり腰。初めて経験すると「もう二度と起きたくない」と感じるほどつらい症状です。
しかし、一度治っても繰り返してしまうケースが少なくありません。
本記事では、ぎっくり腰を何度も繰り返す原因を根本から探り、再発を防ぐための具体的な方法を徹底的に解説します。
ぎっくり腰の基礎知識
ぎっくり腰は「急性腰痛症」とも呼ばれ、重いものを持ち上げた際だけでなく、くしゃみや前かがみ、寝返りなど日常のささいな動作で引き起こされることがあります。その痛みは激烈で、歩行や立位が困難になる場合もあります。
特徴
ぎっくり腰は突然生じる強い痛みが最大の特徴です。痛みの部位は腰部全体から臀部、場合によっては太ももの裏側まで広がることがあります。
痛みの程度は軽度から重度まで幅広く、動けないほどの激痛を伴うこともあります。
多くの場合、痛みのピークは発症直後から数時間で到来し、その後は数日かけて徐々に軽減します。
症状
急に腰が抜けるような「断裂感」や「衝撃感」を覚えることがあります。
前かがみや起き上がり、歩行時に強い痛みを感じ、動作が制限されます。
痛みをかばうために姿勢が歪み、身体のバランスが崩れやすくなります。
一般的なケア
病院や接骨院での電気治療やマッサージ、アイシングが一般的です。
痛みが強い間は無理に動かさず、安静を心がけることが大切です。
痛みが和らいできたら、徐々にストレッチや軽い体操を取り入れ、筋肉の緊張をほぐします。
根本原因とその見極め方
ぎっくり腰を繰り返す背景には、単なる疲労や一時的な筋肉の張り以上の問題が隠れています。ここでは代表的な3つの要因を挙げ、それぞれのチェック方法をご紹介します。
筋肉のアンバランス
腰周りの筋肉は、腹筋と背筋がバランスを保つことで正常に機能します。どちらか一方が過剰に硬くなると、腰椎に過度の負担がかかりやすくなります。
セルフチェック方法として、仰向けで膝を立てた状態から片脚を伸ばしにくい方は要注意です。伸ばしにくい側の筋肉が緊張している可能性があります。
定期的にストレッチポールやフォームローラーを用いて全身の筋膜リリースを行うと、アンバランス改善に効果的です。
姿勢の歪み
立位や座位の姿勢が前傾や左右の傾きで崩れていると、腰椎に偏った圧力がかかります。長時間のデスクワークやスマートフォン操作が原因となることが多いです。
壁に背を付けて立ち、後頭部・肩甲骨・お尻・かかとが同時に壁に触れるかを確認してみましょう。どこか浮いてしまう部位がある場合は姿勢の歪みを疑います。
日常的に姿勢改善チェアや座布団を活用し、腰椎の自然な湾曲をサポートすると予防につながります。
生活習慣の問題
睡眠環境や靴選び、食事内容なども見逃せない要因です。硬すぎるマットレスや枕は腰に負担をかけ、偏った靴底は歩行時に不均衡を生じさせます。
寝返りが打ちやすい寝具を選ぶ、滑りにくくクッション性のあるインソールを使うなど、細かい改善が症状の再発防止に寄与します。
栄養面では、コラーゲンやビタミンC、マグネシウムを意識して摂取し、筋膜や靭帯の健康を保ちましょう。
効果的な予防法
上記の根本原因を踏まえたうえで、日常的に取り入れたい具体的な予防策を3つご紹介します。
日常生活でできるストレッチ
朝晩の習慣として、腰椎を伸ばすキャット&ドッグやハムストリングスのストレッチを行いましょう。各ポーズはゆっくり深呼吸をしながら30秒程度キープします。
動作の途中で痛みが出ない範囲で行うことが大切です。無理に反らすと逆に負担が増す恐れがあるため、必ず自分の可動域内で実施してください。
継続することで筋肉の柔軟性がアップし、ぎっくり腰のリスクを大幅に軽減できます。
正しい姿勢の維持
座っているときは骨盤を立て、背筋を伸ばすことを意識しましょう。目線は画面の上部に向けると自然と首や腰の負担が減ります。
立ち上がる際は膝を曲げ、腰だけで持ち上げないように注意してください。物を持つときは腰を起点にせず、膝と股関節を使って持ち上げましょう。
立ち姿勢が長時間続く場合は、1時間に一度は軽い屈伸や足踏みをして血流を促すと効果的です。
日々のセルフケアと運動
週に2~3回、ウォーキングやスイミングなど腰への衝撃が少ない有酸素運動を取り入れ、インナーマッスルを鍛えましょう。
また、簡単な体幹トレーニングとしてプランクやサイドプランクを1セット30秒から始め、慣れてきたら回数や時間を徐々に増やします。
運動前後には必ずストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐすことを忘れずに行いましょう。
まとめ
ぎっくり腰は一度治っても生活習慣や姿勢、筋肉のアンバランスが改善されなければ再発を繰り返します。本記事でご紹介した根本原因の見極め方と予防法をぜひ実践し、痛みに悩まされない毎日を手に入れてください。
もし何度もぎっくり腰を繰り返している、セルフケアだけでは不安だという方は、せき接骨院・整体院へご相談ください。丁寧な検査とオリジナルの施術プランで症状の根本改善を目指します。
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