0266-23-1252

営業時間 午前8時~正午
午後3時~午後7時

休診日 土曜日午後、日・祝日

当日予約OK 完全予約制

五十肩で夜眠れない方必見!自宅でできる簡単ケア方法

  • URLをコピーしました!

五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の動きが制限され、夜間に強い痛みで目が覚めることが多い疾患です。特に寝返りを打つたびにズキッと痛む夜間痛は、質の良い睡眠を妨げ、翌日の疲労感や仕事・家事への支障を引き起こします。今回の記事では、五十肩による夜間痛でお悩みの方に向けて、自宅で気軽に取り組める簡単ケア方法を詳しく解説します。少しの時間でも継続して行えば、症状の緩和だけでなく、再発予防にもつながりますので、ぜひお役立てください。

五十肩の夜間痛メカニズムを理解しよう

夜間痛が起こる原因や体のしくみを知ることで、的確な対策を考えられます。以下では、痛みの発生メカニズムや放置した場合のリスクについて解説します。

夜間痛の原因

五十肩は肩関節周囲の炎症や拘縮(関節が固まる)によって痛みが生じます。とくに眠っている間は筋肉や腱が伸びた状態で固まりやすく、血流低下と相まって炎症が強まりやすいのが特徴です。

さらに、寝ている姿勢では肩にかかる圧力や筋肉の緊張バランスが変わるため、日中には感じなかったズキッとした痛みを起こしやすくなります。

このように、夜間の安静状態こそが痛みを助長する要因となっているのです。

なぜ寝返りで痛むのか

寝返りは身体の部分的な圧迫を解放し、血流を正常に戻す大切な動きですが、五十肩の方は肩関節の可動域制限によりスムーズに行えません。そのため、わずかな動きでも炎症箇所にストレスが集中し、痛みを引き起こします。

無意識に寝返りを抑えようと固まった姿勢を続けると、さらに筋肉が硬直してしまい、昼間の動作にも悪影響を及ぼすことがあります。

結果として、痛みの連鎖が続いてしまうのです。

放置すると起こる影響

五十肩を放置して夜間痛を繰り返すと、睡眠の質が低下し自律神経の乱れを招く可能性があります。慢性的な睡眠不足は全身の回復力を下げ、免疫力や集中力の低下、精神的ストレスの増加を引き起こします。

さらに、肩関節の可動域が固定化されるほど改善に要する期間が長引き、日常生活の動作にも制限がかかってしまいます。

早期の適切なケアが重要なのはこのためです。

就寝前に行うストレッチ

寝る前に肩周りの筋肉をほぐし、炎症を鎮めるストレッチを行うことで夜間痛を軽減できます。無理なく、ゆっくりとした動きで行いましょう。

肩甲骨周りのほぐし

腕を胸の前で交差させ、肩甲骨を寄せるイメージでゆっくりと引き寄せます。この姿勢を10秒ほどキープし、肩甲骨の周辺がじんわりと温かく感じられるまで繰り返します。

血流が促進され、関節周囲のこわばりがほぐれやすくなるため、痛みを和らげる効果が期待できます。

無理に大きい動きをする必要はないので、痛みを感じない範囲で行いましょう。

コブラのポーズ

うつ伏せになり、両肘を床につけたまま、ゆっくりと上体を起こします。肩甲骨を引き下げるイメージで胸を前に突き出し、5~10秒キープします。

この動きは胸郭を開き、肩周りの筋肉バランスを整えると同時に肩関節への圧力を軽減します。

呼吸を止めず、ゆったりとしたペースで行い、無理のない範囲で実践してください。

タオルを使ったストレッチ

タオルの両端を両手で持ち、背中の後ろで上下に引っ張り合います。上の手はタオルを押し下げ、下の手は引き上げる動作を行いながら、肩周りを伸ばします。

肩関節の可動域を広げる効果があり、夜間痛の予防にもつながります。

左右均等に3回ずつ、痛みのない範囲で行うよう心がけましょう。

日中のセルフケア

日中の過ごし方を工夫することで、夜間の痛みを大幅に軽減できます。特にアイシングや温熱、姿勢管理を組み合わせることがポイントです。

アイシングと温めの使い分け

炎症が強い場合は冷やすことで痛みや腫れを抑え、その後血流促進のために温めるというサイクルを作ります。初期の強い痛みにはアイスパックで10~15分冷却し、症状が落ち着いてきたら温めるようにしましょう。

交互に行うことで血行が改善し、回復を促進します。

どちらも直当ては避け、タオルを介して行うことで皮膚への負担を軽減できます。

正しい姿勢を意識

デスクワークや家事の合間に背筋を伸ばし、肩甲骨を軽く寄せる意識を持ちましょう。猫背や片側に体重をかけた姿勢は、肩関節への負担を増大させます。

30分に一度は立ち上がり、軽いストレッチや肩回しを行うことで、筋肉の緊張をほぐします。

日常生活の中での小さな意識が、夜間痛の予防につながります。

軽い筋トレ

ペットボトルを使った軽いウエイトトレーニングで、肩周りのインナーマッスルを鍛えます。肘を曲げた状態で手のひらを上に向けたまま、ゆっくりと上下運動を繰り返しましょう。

1セット10回、1日2セット程度を目安に行います。無理に重い負荷をかける必要はありません。

筋力を維持することで関節への負担を分散し、夜間痛を軽減します。

睡眠環境を整えるポイント

夜間痛を和らげるには、寝具や枕など睡眠環境の見直しも大切です。快適な寝姿勢を作るコツを紹介します。

寝具の選び方

適度な硬さのマットレスを選び、身体全体を均等に支えることが重要です。柔らかすぎると肩が沈み込み、負担が集中しやすくなります。

硬すぎる場合はクッション性のあるパッドを併用し、肩関節への圧を分散させましょう。

寝返りが打ちやすい厚みを確保することも快眠のポイントです。

枕の高さと位置

枕は首から肩までをやさしく支える高さが理想です。肩に当たる部分が浮きすぎると、肩関節の固まりやすさを助長します。

仰向けの場合は、枕を少し高めにして首のカーブを自然に保ち、横向きの場合は肩の高さに合わせて低めに設定しましょう。

一晩中同じ姿勢にならないよう、寝返りしやすいスペースを確保します。

リラックス習慣

寝る前に温かい飲み物やぬるめの入浴で全身の血行を促進し、リラックス状態を作りましょう。副交感神経が優位になることで、夜間痛の感じ方が和らぎます。

スマートフォンやテレビの明るい光を避け、脳を休ませる環境づくりも効果的です。

軽い深呼吸やストレッチを組み合わせて、心身ともにリラックスした状態で就寝しましょう。

まとめ

五十肩による夜間痛は、適切なストレッチやセルフケア、睡眠環境の見直しで大きく軽減できます。急性期の炎症にはアイシング、回復期には温めや筋トレを組み合わせ、日中の姿勢にも注意しましょう。寝具や枕の調整、リラックス習慣の定着で質の良い睡眠を確保することが回復への近道です。

当院では、症状に合わせた検査とオリジナル施術で痛みの根本改善をサポートしています。夜間痛でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。快適な夜を取り戻し、生涯現役の毎日を目指しましょう。

▲ページのトップへ戻る

店舗情報

店舗名

せき接骨院・整体院

代表

関 博和(せき ひろかず)

住所

〒394-0002
長野県岡谷市赤羽2-3-34
地図を見る

営業時間

午前8時~正午
午後3時~午後7時
詳細はこちら

休診日

土曜日午後、日・祝日

アクセス

長野道岡谷ICから車で3分
JR岡谷駅から車で15分

TEL

0266-23-1252
施術中はお電話に出られません。
留守番電話に「お名前」「お電話番号」をお残しください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

営業時間

せき接骨院・整体院は 「 当日予約OK 完全予約制 」 です。

時間
08:00〜12:00
15:00〜19:00

周辺マップ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次